
薄毛や抜け毛を予防するために心がけたい3つのポイントをご紹介します。
ヘアケアやスカルプケアの基本的なことですので、男性にも女性にも頭皮を健康にして毛髪を元気なままでいるために参考にして頂きたいです。
このページの目次
髪を育てるのは、畑で植物を育てるのと同じ
しっかりした髪の毛を育てるポイントは、野菜や果実など植物を育てるのと似ています。
植物がよく育つために必要なのは、土、水、太陽ですよね。
これを髪の毛に置き換えると大事な3つのステップは
- 髪の毛がしっかり生える土台を整える。
- 頭皮に毒素を与えない。
- じっくり育てる。
この3つがキーワードになります。
髪の毛がしっかり生える土台を整える
まずは、髪の毛が育つ土台といえる頭皮を整えること。
植物は毎年、同じ畑で植えると年々土地がやせ、栄養が足りず育つことができないため、土を入れ替えたりして、土台をいい状態にしますよね。
では、育毛剤を使えばいいのか?
という話になると…
頭皮を良い状態にするには育毛剤を使うと考える人もいるでしょうが、それは早合点。
高価な肥料をたくさん使っても植物は病気になることもあります。
ですから育毛剤を使う前に、もっと他にやるべきことがあり、その1つが頭皮の酸化した汚れを取り除くことです。
健康な土壌作りは、頭皮の酸化した汚れを取り除く
皮脂は分泌されて2日ほど経つと酸化が始まり、流し残しの成分と混じるなどして頭皮にこびりつき始めます。
これが頭皮の酸化汚れ。
酸化の汚れは、過酸化脂質という脱毛作用がある脂に変わります。
毛穴を詰まらせ、髪の毛の成長に悪影響を及ぼします。
この酸化汚れが原因の方は、これを取り除き清潔な状態を維持することで頭皮の状態はびっくりするほど改善へと進むでしょう。
地肌に優しく自分の地肌に合ったシャンプーで、正しい洗い方を実践する事がまずは基本。
他にも酸化汚れをなくすために効果的なのはオイルパック。
頭皮のコンディションを整える方法として、マッサージも効果的です。
→シャンプーでは落としきれない汚れがある?!そんなときにはオイルパックを
頭皮に毒素を与えないために気をつけたいこと
植物を育てる際に必要なのは水。
とはいえ、いくら欠かせない水でも、塩など成長を妨げる成分が入っていると害になるのですが、頭皮と髪にも毒素が妨げになります。
この2つ目のポイントである「毒素を与えない」という点で。
毒素にもいくつかありますが、
その中でも特に育毛に悪い影響を与えるのが水道水に含まれる塩素です。
また、熱すぎ、冷たすぎる水温も頭皮と髪には毒。
水以外では合成洗剤が配合されているシャンプー、ドライヤーの熱、紫外線があります。
毒素は生活習慣の中にありますので毒素を極力与えないよう注意しましょう。
※ここで言う『毒』とは、髪や頭皮に刺激や負担になるという意味です。
じっくり育てる
3つ目のじっくり育てるというポイントは、
これも植物に例えると、太陽の光に当てることでより育ちますよね。
髪や頭皮も同じように、しっかりとした髪の毛を育むために重要なのは、まずは血行を良くすること。
髪を作る細胞に必要な栄養や酸素は、血液が運んでいるため。
人間の体は生きるために必要な器官を、優先して栄養を届けるため、髪の毛などは後回しになってしまうのであまりにも不健康な生活になると頭皮の毛細血管が減少してしまう可能性もあるため大切なことは血行を良くしてあげることです。
まとめ!遺伝より頭皮環境が薄毛を招く。
男性の間ではおじいちゃんが禿げていると自分もハゲるといった話がありますよね。
ですが、おじいちゃんが薄毛であっても同じように薄くなるとは限りません。
遺伝は薄毛になる要因の1つではありますが、遺伝よりも頭皮の乾燥、血行不良、ストレスのほうが髪の健康に悪い影響を与えます。
受け継いた体質より、日頃のケアでどうにかなるほうが、髪の毛の状態を悪化させています。
例え親やおじいちゃんが薄くても、遺伝だからとあきらめずココでご紹介した要因を取り除くことができれば予防に繋がりますし、髪と頭皮のケアや毛髪環境改善に役立つケアを続けていくことで、5年後10年後の髪の健康にも良い影響を与えることに繋がりますよ。
最後に

体内や心身の健康はヘアケアにも大切ですが、私の体験からもやはり地肌に直接触れるもの無添加にこだわるべきだと実感しています。
毒素の話がありましたが、合成成分や化学成分は肌の弱い人ほど毎日の積み重ねで差が出ると思います。
フケやかゆみ、頭皮が乾燥して固い…など。
シャンプーを育毛シャンプーに変えて頭皮の健康を取り戻すと同時に髪も元気になりました。
そうなるとストレスも減ります。金銭的には少しかかりますけど髪の健康には変えられません^^;